タニガワユメ
千年の都・京都にて工房を構え、独自の造形美を追求する陶芸作家・タニガワユメさん。「飾ってもいいなと思えるような、使える形」をコンセプトに、手元に置きたくなる端正で静寂な存在感を放つ作品を生み出しています。
タニガワさんの作品の大きな魅力は、対照的な素材感が生み出す「景色」の対比です。器の外側は素朴で力強い焼締めの素地を残し、内側には結晶や光を閉じ込めたかのような煌めくガラス釉を施しています。覗き込むたびに深遠な表情を見せるその佇まいは、いつもの空間に美しく静かな光をもたらします。
少しの緊張感を孕んだ美しい曲線と、唇に触れた瞬間の心地よさを追求した繊細で薄い口元。飲み物のカップとして、料理を盛る小鉢として、あるいは野の花を生ける花器として。使う人の自由な見立てを受け入れる凛とした造形が、日々の暮らしや食卓へ穏やかな情景と豊かな余白を添えてくれます。
<略歴 / PROFILE>
タニガワユメ / Yume Tanigawa
1999年 京都府生まれ
2017年 銅駝美術工芸高等学校 染織専攻 卒業
2020年 京都市立芸術大学 陶磁器専攻 卒業
2020年 京都にて工房を構え作陶を開始
@yumetanigawa
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