
ガラスが自らの重みで自由になり、本来なりたい姿へと還っていく。
30年以上にわたり吹きガラスと向き合い続けてきた松岡ようじさんが辿り着いたのは、素材の意思に静かに寄り添う「塊(Mass)」の造形でした。
ぽってりとした贅沢な厚みは、単なる実用のためのものではありません。
ガラスに十分な質量があることで熱が長く保たれ、重力に従ってガラス自身が自然な形へと変化していく「自由な余白」が生まれるのです。
作為でコントロールするのではなく、素材が望む軌跡を見守る。
そうして生まれたうつわには、水あめのように流動していた瞬間の有機的な揺らぎが、そのまま封じ込められています。
無色透明なガラスが幾重にも重なり、分厚い縁に光が溜まる様は、澄んだ湧き水のよう。
それは決して緊張感を強いる「工芸品」ではなく、日々の食卓でいつまで眺めていても目が楽しい、おおらかで温かな塊です。
作為を手放した先にあらわれる、純粋な物質としての強さと美しさ。
日常に静かな重力を落とす「光の塊」を、ぜひ会場でご体感ください。
【松岡ようじ 個展】
“The Mass”
会期 | 2026年7月18日(土) – 7月25日(日) 営業時間 | 12:00–18:00
休業日 | 7/21(火), 7/22(水)
作家在廊予定日 | 7/18(土), 7/25(日)
<松岡ようじ / Yoji Matsuoka>
1967年 広島県生まれ
1990年 多摩美術大学 卒業
1993年 山梨県足和田村大嵐に工房を設立
2009年 神奈川県大和市に工房を移転
@yojimatsuoka | #松岡ようじ
<うつわ屋まほろ>
〒222-0011
神奈川県横浜市港北区菊名2-8-20
TEL : 045-402-5211
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